金刀比羅宮の鞠場にて七夕鞠が行われます。色とりどりの装束に身を包んだ鞠足(まりあし)たちが、本宮を拝礼した後、神前に捧げていた枝鞠を受け取り、表書院前の鞠場に向かいます。鞠場では、鞠を梶の枝から解き放つ解鞠(ときまり)の作法の後、蹴鞠の華麗な技が参拝者に披露されます。この技は、勝ち負けを競うのではなく、お互いに助け合ってより長く楽しむものです。