ワークライフバランス（仕事と生活の両立）を推進し夕方の時間を有効活用してもらおうと愛媛県松山市で１９日、朝の始業時間を早める「ゆう活勤務」が始まった。初日は対象職員約３千人のうち希望者６４人が活用した。８月３１日まで。
　通常勤務（午前８時半～午後５時１５分）を３０分または１時間前倒し。業務に支障がないよう、本人の申請と所属長の許可で実施する。昨夏に続き２回目。
　人事課によると、昨年の平日利用は平均９６人。所属長を通じた調査では利用した職員の約８割が満足と答えたという。課は「職員のモチベーションや業務効率アップ、ひいては市民サービス向上につながれば」としている。