6月1日から運航する愛媛県消防防災ヘリコプターの後継機「Ehime21」の就航式が27日、松山市南吉田町の松山空港であった。県内をほぼ30分以内でカバーし、災害対応や救急救助の活動に飛び回る。
 1996年に運航を始めた現有機「えひめ21」が20年たち、老朽化や点検費用などの観点から約13億6000万円で更新した。
 後継機は定員11人で機体全長13メートル、最大時速278キロ。テレビ電送システムを搭載しており、災害現場の映像を県庁などにリアルタイムに送信できる。