核や戦争のない社会の実現を目指す「反核・平和の火リレー」が27日、愛媛県庁を出発した。東予、南予コースに分かれ、3日間で約300キロを走り継ぐ。
 労組などでつくる平和友好祭県実行委員会が主催。257区間を市民ら延べ約300人がリレーする。
 実行委は原発の廃止や平和行政、平和教育の推進を求める要請書を県に提出。篠原雅尋実行委員長は、四国電力伊方原発3号機の審査合格に触れ「戦争や震災で核の恐ろしさを経験した日本が率先し、自然・再生可能エネルギーへの転換を進めるべきだ」と述べた。