台風15号、25日昼すぎ愛媛県最接近の恐れ
非常に強い台風15号は25日午前5時現在、熊本県宇城市の南南西約40キロにあり、1時間に約40キロの速さで北北東へ進んでいる。愛媛県内には25日昼前から昼すぎにかけて最接近する見込み。松山地方気象台は県気象情報を出し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の氾濫や増水に警戒を呼び掛けている。南予では暴風、うねりを伴った高波にも警戒が必要。
気象台は県内に大雨洪水警報、南予に暴風波浪警報を出している。
気象台によると、台風の中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心の南側170キロ以内と北西側90キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
25日に予想される1時間最大雨量は、東中南予で60ミリ。25日午前6時からの24時間雨量は、多い所で南予300ミリ、東中予200ミリ。
25日に予想される最大風速は南予の陸上20メートル、海上25メートル、東中予の陸上18メートル、海上23メートル。
波の高さは南予がうねりを伴い6メートル、東中予が2.5メートル。
このほか、25日は落雷や竜巻などの激しい突風の恐れがある。満潮時には高潮の恐れもある。