愛媛県産ブランド牛「愛媛あかね和牛」の生産・消費拡大を図る普及協議会の設立総会が29日、県庁であり、生産者規則などを決めた。
 あかね和牛は県が2011年度から飼育方法などの研究を始め、昨年11月に販売開始。消費者のヘルシー志向にマッチするよう温州ミカンの搾りかすを混ぜた餌を牛に与え、赤身と脂肪のバランスを追求した。
 協議会は生産者や生産指導団体の計8団体で構成。県畜産課が事務局を務め、県は会員のみに名称利用を認める。あかね和牛を生産販売するには生産者が会員となり、飼育する牛を協議会に登録することなどを規則で定めた。