愛媛県赤十字血液センターは7日、中四国でO型の赤血球製剤が適正在庫を割り込む状況にあると発表し、献血への協力を求めている。適正在庫を確保するには、30日時点で400ミリリットル献血500人分が必要としている。
 センターによると、昨年12月以降、天候不順やインフルエンザの流行などで献血が予測を下回った上、医療機関への供給が予想を超え、O型の赤血球製剤が不足。赤血球製剤は採血後21日という有効期間がある。
 中四国のO型の赤血球製剤の適正在庫は400ミリリットル献血945人分(うち県内110人分)。7日現在で1030人分(うち県内108人分)を確保しているが今後、適正在庫を割り込む状況が続く見通しという。