韓国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染拡大の影響で、愛媛県松山市の中学生と韓国・平沢(ピョンテク)市との相互交流事業を中止した松山国際交流協会は30日までに、代替の派遣先を台湾にすることを決めた。
 協会によると、日程や費用が大きく変わらないことを念頭に検討し、松山市が2014年10月に友好交流協定を締結している台湾・台北市を選んだ。7月24~28日に中学生9人が訪問し、現地中学校での交流行事や、参加生徒が2~3人一組でホストファミリーと交流を深める「ホームビジット」を行う。中正紀念堂など台北市と近郊の施設も見学する。