4病院と医療サポートの覚書 新居浜特別支援学校
新居浜特別支援学校(愛媛県新居浜市本郷3丁目)は10日、新居浜西高校(同市宮西町)内に4月、肢体不自由児対象の川西分校が開校するのを前に、市内の4病院と医療サポートに関する覚書を交わした。
締結先は、県立新居浜病院(本郷3丁目)、愛媛労災病院(南小松原町)、住友別子病院(王子町)、十全総合病院(北新町)。覚書によると、分校からの救急搬送依頼への迅速対応や、教員研修への医師や作業療法士、理学療法士などの派遣協力に当たる。
10日は市役所で締結式があり、病院代表ら7人が出席。支援学校の印南扶美恵校長が「安心で安全な分校を目指しており協力は心強い」とあいさつ。十全総合病院の生田博志事務長は「医師不足で厳しい状況だが、各病院と連携して精いっぱい支援する」と述べた。