3年ぶりペンギンベビー誕生 松野・おさかな館
ペンギンの婚活、大成功―。愛媛県松野町延野々の「虹の森公園おさかな館」で4月30日、フンボルトペンギンの赤ちゃん1羽が誕生した。父親は繁殖のため2014年5月に県立とべ動物園(砥部町上原町)から仲間入りしたジャンプ(6歳)。山本孝雄副館長は「こんなに早く効果が出るとは思わなかった」と驚いている。
3月下旬、雌ユメ(7歳)との間にできた2個の卵をスタッフが見つけた。体長8センチほどで、体温調節のため両親が交代で腹の下で抱いて温め、母親が口移しで餌を食べさせるなどし、元気に育っている。ふ化成功は3年ぶり3回目。もう一つの卵も5月4日ごろ、ふ化する予定。
5月2日からは巣箱を映した映像をモニターで公開する。