21日に学校農業クラブ全国大会 伊予農高出場
群馬県で21日にある日本学校農業クラブ全国大会のプロジェクト発表会で、伊予農業高校(愛媛県伊予市)が全3区分(食料・生産、環境、文化・生活)に四国代表として出場する。個人での意見発表会を合わせた21人が頂点を目指し練習に励んでいる。
伊予農高によると、全区分に同時出場するのは県内で初めて。クラブには全国381校が登録している。
「食料・生産」で、食品化学科3年のグループは、愛媛が全国一の生産量を誇る裸麦を使ったパンにミカンやクリ、ハモなど市の特産品を加えた「五勇士パン」を開発。「環境」は、環境開発科の2年生らが農薬や肥料を使わない「こだわりの米づくり」を提案した。「文化・生活」では生活科学科3年のグループが、伊予かすりを現代風のうちわやクリップなどにアレンジした活動を披露した。
意見発表会の「食料・生産」には食品化学科3年の中村輝乃さん(18)が出場する。