愛媛県後期高齢者医療広域連合懇話会(会長・佐々木信也元鈴鹿医療科学大教授)が27日、松山市内であり、2016、17年度の1人当たり平均保険料を、前期(14、15両年度)から190円引き上げ、年額5万3191円(前期比0.36%増)とする方針を確認した。2月の同連合議会定例会に提案する。
事務局によると、医療の高度化や被保険者増に伴う医療給付費などの増加に対応するためで、均等割額は4万6308円(1077円増)、所得割率は9.16%(0.11ポイント増)となる。被保険者数は22万2463人(6371人増)で、年間の医療給付費は約2001億円(約5.7%増)の見通し。