老人の日(15日)を前に、愛媛県松山市の野志克仁市長と丹生谷利和議長が8日、同市東方町の特別養護老人ホーム「愛寿荘」を訪れ、2015年度に100歳を迎える入所者2人に長生きをたたえる賞状や記念品を贈った。
訪問を受けたのは、大正生まれの松本ヤエ子さんと安平サダ子さん。母親からの「愚痴を忘れて年を忘れて、せいぜい長生きしなさいよ」という言葉を大切にしてきた松本さんは、野志市長から長寿の秘策を問われ「年を忘れること。でもことしは100歳」と破顔。安平さんも笑顔で秘策を披露し、会場は祝福の拍手に包まれた。