商品が売れるごとに企業から共同募金会に寄付金が入る「募金百貨店プロジェクト」で、愛媛県共同募金会(中山紘治郎会長)は1日、ジェイコム(西条市、真鍋敏朗社長)、名門サカイ(宇和島市、松為教輔社長)の2社とプロジェクト参加の覚書を交わした。
 2社は1日から、取り扱う「おかず箱」の商品が1食売れるごとに1円を共同募金会に寄付する。県内企業の参加は3例目。
 ジェイコムは、長期常温保存が可能なレトルトのおかずを各家庭に置いてもらい、利用分の料金を請求する「おかず箱」事業を2013年から展開。東予、中予地域の在宅高齢者の食をサポートしている。酒類飲料卸の名門サカイは、今年8月からジェイコムの事業パートナーとして宇和島圏域でおかず箱を販売している。