選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公選法成立を受け、愛媛県松山市湊町7丁目の済美高で15日、本物の投票箱や記載台、計数機などを使った生徒会選挙があり、投票と開票事務を通じて選挙への関心を高めた。
 選挙を身近に感じてもらおうと同校が企画。若年層の選挙啓発に力を入れる市選挙管理委員会が協力した。
 有権者の全校生徒1900人は、学年ごとの投票所で選挙入場券を提示。交付された投票用紙を手に、生徒会長、副会長選の全候補者を掲示した記載台で意中の名前を書き、1票を投じた。1年生らは家庭クラブ役員審査の信任投票も行った。