龍馬脱藩の道をコースに組み込んだ初のサイクリングイベント「ツール・ド・ひじかわ」が30日、大洲市大洲の「まちの駅あさもや」を発着点に開かれ、山道を縫う標高差649メートルの難コースに108人が挑んだ。
 大洲市街地から河辺地区に向かい、泉ケ峠を越え内子町に抜けて戻ってくる74キロ。最大の難所は龍馬も歩いた泉ケ峠に至る5キロの坂で、斜度は平均8%、最大で15%。
 20~60代の参加者は午前9時に「あさもや」を出発。懸命に坂を上り、先頭集団は2時間半ほどで泉ケ峠に到達した。