高齢者事故対策安全教育を推進 県警交通課長会議
年間の運営方針などを話し合う愛媛県警の交通管理官・課長会議が19日、県警本部であり、高齢者対策として「参加・体験・実践」の交通安全教育を推進することなどを決めた。
県内の交通管理官や全16署の交通課長ら約60人が出席。川辺俊一本部長は「高齢者を被害者にも加害者にもしない対策を最重点とした取り組みが重要。指導取り締まりや環境整備も推進する必要がある」と訓示した。
非公開の会議では、季節の特性を踏まえた交通事故抑止策「春夏秋冬プロジェクト」の効果的な実施方法や、高齢者の死亡事故抑止対策を協議した。
交通企画課によると、今年県内では18日までに交通事故で5人が死亡(前年同期比3人増)し、うち3人が高齢者。