児童がタオル製の防災頭巾を作るワークショップが24日、愛媛県松山市別府町の味生第二小学校であり、3~6年生21人が地区の高齢者から教わりながらオリジナルの頭巾を完成させた。
 地域防災力の向上につなげようと市社会福祉協議会が開催。頭巾は非常時に使うマスクや軍手、歯ブラシなどを縫い付けたバスタオルで製作するもので、避難の際にかぶって頭を守るほか、避難所で糸をほどくと包んだ物資を使うことができる。
 児童は、前年度のワークショップで頭巾作りを体験した高齢者から、「ほどいて中身を出せるようにゆるめに縫って」などとアドバイスを受けながら縫い付け作業。厚手の部分は手伝ってもらい、約1時間で頭巾を縫い上げた。