農業に関心のある高校生が1泊2日で農作業などを体験する就農啓発講座が28日、愛媛県松山市下伊台町の県立農業大学校で始まった。初日は農業機械の操作や在校生との交流を通して、進学や就農への意欲を高めた。
農業高校など県内15校から男子33人、女子4人が参加した。大学校によると、近年の入学者は同講座の受講生やオープンスクール(6、9月開講)の参加者が約8割を占めるという。
28日は野菜、果樹、花卉(かき)、農業機械の4班に分かれ、作業を体験。農業機械では教員や在校生の指導を受け、トラクターやフォークリフトなどを運転した。