高校生ロボアメフト全国大会 新居浜工業高が初V
自作マシンの性能や操作技術を競う第10回高校生ロボットアメリカンフットボール全国大会(全国工業高等学校長協会主催)がこのほど横浜市であり、新居浜工業高(愛媛県新居浜市北新町)のチーム「あかがね」が初優勝に輝いた。県勢では今治工以来7年ぶりの快挙。
試合は、1チーム各5台の無線マシンを縦7メートル横3メートルのコートに走らせ、ボールを奪い合って相手ゴールに入れた点数を競う。
新居浜工メンバーは三好辰宜君(18)=電子機械科3年、鎌倉朋哉君(17)=同、白石征蒔君(18)=電気科3年、井上稜太君(15)=電子機械科1年、吉村晃君(16)=同=の5人。
同校は4年連続の出場で、過去3大会は連続ベスト8の強豪。今回は優勝を目指し、全国大会前3カ月は毎夜遅くまで学校に残り、マシンのモーターを高性能なものに交換したり、機体の素材を鉄からアルミニウムに変更したりして備えた。