南海トラフ巨大地震などに備え、松前町と協定を結んでいる愛媛県自動車整備振興会は11日、避難所で使える非常用飲料水袋210個と簡易トイレ460枚を町に贈った。
町と振興会は2012年9月、災害発生時の道路障害物の除去や緊急車両の整備など応急対策に関する協定を締結。今回は振興会が公益活動の一環で、町から要望を受けた飲料水袋と簡易トイレの寄贈を決めた。11日は、振興会の野村繁樹・伊予市伊予郡ブロック長ら2人が町役場を訪れ、白石勝也町長に目録を手渡した。
物資は、災害で水道などのライフラインが機能しなくなった場合に町内9カ所の指定避難所で役立てる。