韓国テレビ局が松山東高のドキュメント撮影
韓国の公共放送・韓国放送公社(KBS)の取材班が11日から、ドキュメンタリー番組撮影のため松山東高を訪れている。学歴社会で知られ、受験競争が過熱する韓国。「文武両道」を取材しようと授業や部活動に15日まで密着する。
「受験生が最も熱心に学校行事に参加している。韓国では見られない光景だ」―。
台風一過で晴天に恵まれた11日、愛媛県松山市梅津寺町の海岸で恒例のボートレース大会が開かれた。KBSの記者やカメラマンは時折、笑顔を浮かべながら驚きを口にした。
懸命にオールをこぐ選手や全校での応援合戦、ビーチフラッグ競争で砂まみれの生徒の奮闘を熱心にカメラに収める取材班。
KBSによると、韓国では受験勉強かスポーツかのどちらかを選ぶのが一般的。大学受験競争が激しいため、進学校には運動部がなく、体育の授業もほとんど行わない。