2014年度の愛媛県内40歳未満の青年新規就農者(速報値)は168人(前年度比14人増)で、平成に入ってからの最高を更新したことが30日、県のまとめで分かった。40歳以上65歳未満を合わせた全体の新規就農者も過去10年で最高の239人(31人増)だった。
 県担い手・農地保全対策室は、12年度に始まった国の青年就農給付金制度の効果が続いている、と分析している。
 40歳未満の新規就農者168人は、1977年の198人(当時は35歳未満を青年として集計)以来の高水準。直近の10年間では、12年度に給付制度が始まって以降、100人を超えるようになった。