「どう行動するかを、あらかじめ家族や地域で話し合えば一人でも多くの命を救える」。2011年に発生した東日本大震災から4年を迎えた11日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールでは、宮城県気仙沼市の東陵高校生28人が済美高校(松山市)の生徒約1300人に震災の教訓や市内の現状を伝えた。 
 済美高2年野本弘樹君(18)は「震災を再確認できた」、1年松本萌花さん(16)は「黙とうで一日も早い復興を願った」と被災地に心を寄せた。