電車やバスの正しい乗り方を学んでもらおうと、伊予鉄道は9日、愛媛県松山市空港通5丁目の済美平成中等教育学校で出前教室を開き、新1年生131人が車内マナーや乗り方を確認した。
伊予鉄は、公共交通機関を利用する生徒が多いことから2011年以降、毎年同校で教室を開催している。社員は、バスが絡む事故件数のうち「車内で発生したものが全体の約3割を占める。安全確保のため、つり革や手すりを使って」と呼び掛けた。
生徒らは実際の路線バスを使って乗車体験し、乗降時の注意点として「バスが停車してから座席を立つこと」など、運転手からの説明に耳を傾けていた。