第49回松山まつり(実行委員会主催)が8日、開幕した。台風11号接近による荒天で開催が危ぶまれたが、野球拳おどりに出場した16企業連の約1600人は、華やかな笑顔で大粒の雨をはじき返し、熱気あふれる踊りを披露した。
 城山公園堀之内会場「まつこいパーク」での演舞は中止され、大街道商店街の三番町通り交差点から千舟町通りまで約500メートルの区間で舞った。
 審査の結果、いよぎん連が優勝、ミウラグループ連と愛媛信用金庫連が準優勝した。
 実行委は8~10日にまつこいパークで予定していた全行事と、38連2200人が出場予定だった9日夜の野球拳おどり(団体連・無審査連の部)を中止。一部中止は1966年の初開催以来、初めて。10日の野球サンバは当日午前に開催の可否を判断する。