雑木林で感性豊かに 今治市運営「自然塾」好評
愛媛県今治市が運営し、環境教育に取り組む「今治自然塾」が2014年度、乳幼児向けプログラム「森育(もりいく)」を始めた。野外活動を通じて生き物との関わり方を学び、環境を大切にする感性を育む目的で、日常生活では味わえない発見や感動に出合えると好評だ。
森育の舞台は今治新都市第2地区のしまなみアースランド(高地町2丁目)。約35ヘクタールの敷地に雑木林が広がり、芝生広場や、46億年の地球の歴史を表現したコースなども整備されている。
今治自然塾は11年4月開塾で、アースランドを利用し環境教育を実践している。「森育」は、園内の生き物と触れ合う▽山菜を食べる▽木を集めて火をたく―などのメニューがあり、参加者と相談して決める。予約制で費用は1人300円程度。12年11月からのプレ期間を経てスタートした。