相模原市の障害者施設殺傷事件を受け、四国中央市妻鳥町の障害者施設「太陽の家」で29日、不審者侵入に対応する訓練があり、施設や市職員ら約20人が通報や警察官が到着するまで不審者の動きを抑える方法などを確認した。
署が呼び掛け実施した。署員が模擬包丁を持った男に扮(ふん)し、施設に侵入し金を要求する想定。職員は、男の容姿や服装などを即座に通報した。別の職員3人がモップを使い男の動きを抑え、警察官が到着するまで時間を稼いだ。刺股や棒の使い方などの実技指導もあり、「相手と距離を取ることが第一」などの署員の説明に、職員は真剣に聞き入っていた。