障害者国際技能五輪 松山の門田さん日本代表に
世界の障害者が職業技能を競う「第9回国際アビリンピック」(23~26日)に、愛媛県松山市のシステムエンジニア門田雅行さん(54)がコンピュータプログラミング種目の日本代表として出場することが決まり、9日、県庁で激励会があった。
国際アビリンピックは障害者の職業能力向上や雇用促進を図ろうと、おおむね4年に1度開催。今回はフランス・ボルドーで開かれ、37の国・地域から約700人が参加する。日本からは門田さんを含め17種目の32人が選ばれた。コンピュータプログラミング種目は、支給されたデータベースを使用し、登録作業を管理するソフトウエアをデザインする。
門田さんは幼少時に脳性まひにかかり、下肢に障害が残った。前回大会にも出場し、データベース種目で銅賞に輝いた実績がある。
激励会で門田さんは「もう一度、国際大会に出場できてうれしい。前回よりも上の成績を目指したい」と意気込みを語った。