2017年に愛媛県内で開かれる全国障害者スポーツ大会を前に、選手たちが訪れやすい商店街づくりの参考にしてもらおうと、松山市の障害者就労継続支援事業所などで製作された木工品や雑貨の展示販売会が大街道2丁目の休憩スペース「HOJAKEN(ほじゃけん)大街道」で開かれている。27日まで。
 障害者を支援する市内4団体によるグループ「IncluDe(インクルデ)」が、障害への理解を深めるとともに、にぎわい創出にも貢献しようと企画。市内8事業所が鉢植えやコサージュなどを出品した。色鮮やかな布を花や葉に見立てた人の背丈ほどの作品も飾られている。
 関連イベントとして23日午後1時から、円光寺(湊町4丁目)で夢や願い事を託す「ドリカムの木(夢いっぱいのみきゃんツリー)」を製作。26日午前10時半から午後3時まで市まちなか子育て・市民交流センター「てくるん」(大街道1丁目)では、支援事業所利用者らを講師にした雑貨づくりワークショップ(材料費100円)もある。
 問い合わせはインクルデ代表の野本英教社会福祉士=電子メールinfo@cross-design.jp