愛媛県西予市明浜町高山のあけはまオートキャンプ場「きゃんぱ」グラウンドなどで15日、市消防本部と県消防防災航空隊の合同訓練があった。計34人が参加し、防災ヘリコプターを使った連携強化や本部署員の技術向上に励んだ。
 訓練は県内各地で実施しており、市内では2年ぶり。署員6人が地上で航空隊員から、うなずきや合図、アイコンタクトで意思疎通を十分に図るよう教わった。高さ20~30メートルの空中で静止したヘリに乗り降りする際には、プロペラのごう音と風圧の中、指導された通り的確な動きを披露していた。
 山林に車が滑落してけがをした人をヘリで搬送する想定訓練もあり、地上の署員らと航空隊で密に連携を取り合っていた。