闘牛界の星、初参戦 宇和島で23日記念大会 鹿児島の2横綱最終調整
「えひめいやしの南予博2016」記念闘牛大会(愛媛県宇和島市観光協会主催)が23日、同市和霊町の市営闘牛場で開かれる。万全の状態で大会に臨もうと、県外から初参戦する牛は最終調整に余念がない。
市商工観光課によると、南予の闘牛の起源は諸説あり、1800年ごろの古文書に本格的な闘牛をする様子が記載されている。現在は全国6県9カ所に伝承しており、宇和島では年5場所を開くほか不定期で観光闘牛を実施している。
記念大会では四国西南地域の14頭と沖縄、鹿児島両県の6頭を加えた計20頭が10試合を繰り広げる。特に注目を集めるのは、鹿児島県徳之島町の横綱「喜念王道 喜新優富士若」「喜念王道 喜新優皇蜂」だ。
2頭は鹿児島県の「闘牛界のスター」。富士若は普段は温厚だが、試合になると荒々しい姿をみせる。皇蜂は気性が荒く、劣勢でもひるまない根性が特長。ともに「トガイ」と呼ばれる前方に伸びた角を使った突き技を得意としている。
5月に宇和島市津島町上畑地の牛舎に移り、じっくりとコンディション調整を進めている。約1トンある体重は餌を徐々に減らすことで960~980キロのベストな状態に仕上げていく。3日に1度のトレーニングでは、約4キロの歩行運動で足腰を強化したり、タイヤや土の斜面を角で突いて首回りの筋力を鍛えたりしている。
宇和島観光闘牛協会の山中均会長(68)は「県外からこれほどいい牛がそろうのはなかなかない。宇和島観光の目玉として、ぜひ現地で観戦してほしい」と呼び掛ける。
記念闘牛大会は23日正午から。前売り2500円、当日3000円、65歳以上2000円、中学生以下は無料。問い合わせは市観光協会=電話0895(22)3934。
闘牛界の星、初参戦 宇和島で23日記念大会 鹿児島の2横綱最終調整
「えひめいやしの南予博2016」記念闘牛大会(愛媛県宇和島市観光協会主催)が23日、同市和霊町の市営闘牛場で開かれる。万全の状態で大会に臨もうと、県外から初参戦する牛は最終調整に余念がない。
市商工観光課によると、南予の闘牛の起源は諸説あり、1800年ごろの古文書に本格的な闘牛をする様子が記載されている。現在は全国6県9カ所に伝承しており、宇和島では年5場所を開くほか不定期で観光闘牛を実施している。
記念大会では四国西南地域の14頭と沖縄、鹿児島両県の6頭を加えた計20頭が10試合を繰り広げる。特に注目を集めるのは、鹿児島県徳之島町の横綱「喜念王道 喜新優富士若」「喜念王道 喜新優皇蜂」だ。
2頭は鹿児島県の「闘牛界のスター」。富士若は普段は温厚だが、試合になると荒々しい姿をみせる。皇蜂は気性が荒く、劣勢でもひるまない根性が特長。ともに「トガイ」と呼ばれる前方に伸びた角を使った突き技を得意としている。
5月に宇和島市津島町上畑地の牛舎に移り、じっくりとコンディション調整を進めている。約1トンある体重は餌を徐々に減らすことで960~980キロのベストな状態に仕上げていく。3日に1度のトレーニングでは、約4キロの歩行運動で足腰を強化したり、タイヤや土の斜面を角で突いて首回りの筋力を鍛えたりしている。
宇和島観光闘牛協会の山中均会長(68)は「県外からこれほどいい牛がそろうのはなかなかない。宇和島観光の目玉として、ぜひ現地で観戦してほしい」と呼び掛ける。
記念闘牛大会は23日正午から。前売り2500円、当日3000円、65歳以上2000円、中学生以下は無料。問い合わせは市観光協会=電話0895(22)3934。