高校生が句作や鑑賞力を競い合う「第18回俳句甲子園全国大会」(実行委員会主催)が22日、愛媛県松山市の大街道商店街で始まり、旭川東(北海道)、名古屋(愛知)、開成A(東京)が準決勝に駒を進めた。県勢6校6チームは敗退、準決勝の残る1枠をかけ33チームによる敗者復活戦に臨む。
 32都道府県127チームの中から地方大会や投句審査で勝ち上がった23都道府県36チームが出場。「向日葵(ひまわり)」「蟬」などの兼題で事前投句した作品を披露し熱いディベートを展開した。
 敗れた33チームは、対戦後に発表された兼題「月」で1時間内に1句提出。23日に審査員13人が選んだ6チームが発表され、質疑応答を経て1チームが準決勝に進出できる。23日は湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで敗者復活戦の後、準決勝、決勝が行われる。