東日本大震災の避難者らによるNPO法人「えひめ311」などが運営する愛媛県松山市古川南3丁目の防災福祉農園で17日、愛媛大の学生らが農作業の手伝いを通して地域住民と交流を深めた。
 県内避難者や被災地の支援に取り組む学生団体「3・11メモリアル愛大実行委員会」が主催。農園は、地域コミュニティーをつくって防災拠点にしようと2014年に開園し、サツマイモなどが栽培されている。
 17日は学生約20人と地域の子どもたちが参加。サツマイモの収穫は初めてという学生が大半だが、住民に教えてもらいながらつるを刈り、傷つけないよう丁寧に掘った。