老朽化した道路橋の補修工事の現場見学会が14日、愛媛県東温市樋口の国道11号横河原高架橋であり、北吉井小学校(同市志津川)の4年生約80人が国道の役割や土木の仕事へ理解を深めた。
 小学生に生活を支えるインフラの大切さを知ってもらおうと、県道路メンテナンス会議が開いた。
 児童は国土交通省松山河川国道事務所の職員や施工業者から、災害時に国道が避難や緊急物資の輸送などに使われることや、橋のひび割れた箇所に接着剤を注入する補修方法などを学んだ。
 コンクリートを練って混ぜる実験では、固まる速さの異なるモルタルをウサギやロケット、ハート形などの型枠に流し込む作業を体験した。