道後紹介、キッズにお任せ 地元児童任命
松山市道後地区の観光スポット紹介は僕たち、私たちにお任せを―。地元児童が観光客をもてなす「まつやま観光キッズ」の任命式が13日、同市道後湯之町の道後温泉本館前であり、道後小と湯築小の5、6年生71人が9期生としてスタートを切った。
子どもの元気で道後を訪れる観光客を迎えようと、市が2007年から毎年任命。野志克仁市長が「良いおもてなしと同時に、活動で地域を知って愛着と誇りを持ってほしい」とあいさつ。全員にオレンジ色の帽子とおもてなしタオルを手渡し、握手で激励した。
子どもたちは本館前や道後商店街で観光客らに声を掛け、観光キッズPR用のポケットティッシュを配布。受け取った人も「ありがとう」「頑張ってね」と笑顔で応じていた。
観光キッズは、ガイドから道後の魅力を学んで実際に観光案内するなど11月までに計5回活動する。