愛媛県愛南町御荘平城の道の駅「みしょうMIC」は28日、県警と連携して高齢者の犯罪被害防止などに取り組む「安ちゃん・心ちゃんの事業所」の活動を始めた。愛南署によると、道の駅の参加は県内で初めて。
 制度は2014年3月に始まり現在、県内102、町内5事業所が参加。県警が提供する特殊詐欺や交通事故防止に関する情報を盛り込んだチラシの配布や、店舗を訪れた顧客への声掛けなどを通じて、高齢者が安心して暮らせるようサポートする。
 28日、みしょうMICであった活動開始式には関係者約20人が出席。山田昭人愛南署長から承認書とステッカーを受け取った、永元将博駅長代理(27)は「地域密着の道の駅として、高齢者が犯罪や事故に巻き込まれないよう情報を届ける」と意気込みを語った。