造船関連業界の若手技術者を育成する今治地域造船技術センター(会長・中村雅幸新来島どっく取締役常務執行役員)の初級研修開講式が13日、愛媛県今治市波方町樋口の波方公民館であり、今治地域など18社の新人計98人が業界の明日を担う人材として成長することを誓った。
中村会長が「一度に大量の物資を運べる船は物流の要。重責の分やりがいがある」と激励。研修生を代表して新来島どっくの木村悠雅さん(18)は「仲間と船造りに必要な知識や技術だけでなく社会人としての心構えを身に付け、会社の戦力になりたい」と決意表明した。