開発途上国で教育支援などを行う愛媛県内在住の青年海外協力隊員8人が24日、県庁を訪れ、中村時広知事から「えひめ海外協力大使」の委嘱を受けた。7月上旬までに出発し、最長約2年間、現地で活動する。
 8人は岸晴彦さん(26)=ベトナム、作業療法士▽白潟康太さん(29)=マダガスカル、青少年活動▽作道若菜さん(23)=ザンビア、同▽藤田正明さん(22)=バングラデシュ、小学校教育▽高橋正さん(23)=ガーナ、同▽梶田真緒さん(22)=カメルーン、環境教育▽丸山美紀さん(34)=カンボジア、小学校教育▽藤原美月さん(24)=ベナン、同。
 中村知事は全員に委嘱状を手渡し「安全と健康管理に十分に気を付け、愛媛代表として活躍し、派遣国の発展に寄与してほしい」と激励した。