愛媛県内六つの農業共済組合が進めている合併で、県は20日、設立委員長を務め新組合の組合長に内定している本宮勇・東予農業共済組合長(自民党県議)に合併設立認可書を交付した。4月1日に新組合の県農業共済組合(NOSAIえひめ)が発足する。
農業共済は、農家と国が共済掛け金を出し合い、自然災害を受けた農家に補償する制度。農林水産省が推進する1県1組合の方針を受け、新居宇摩(西条市)、東予(今治市)、松山(松山市)、伊予喜多(伊予市)、八幡浜地方(西予市)、宇和島地方(宇和島市)の6組合が合併する。組合員は昨年末時点で計6万8455人。