真珠のように輝く女性になって―。環太平洋大短期大学部(愛媛県宇和島市伊吹町)の1、2年生20人が9日、同市三浦西の養殖場で真珠の核入れを体験した。
地場産業の真珠に親しんでもらおうと、同短大部が毎年実施。真珠の養殖や販売を手掛ける土居真珠が協力している。
学生は専用の器具を使い、淡水貝の殻を削り丸くした直径約7ミリの核をアコヤ貝の生殖巣に挿し入れた。核を落とす失敗をするなど、繊細で集中力のいる作業に「難しい」との声も。スタッフの助言に耳を傾けながら数個目の挑戦で成功すると、表情に達成感をにじませていた。