小学生の福祉体験が16日、愛媛県今治市喜田村2丁目の市障害者文化体育施設サン・アビリティーズ今治であり、近くの鳥生小の6年生72人が車いすバスケットボールなどを通じて障害者への理解や思いやりの心を育んだ。
車いすバスケは県内で活動するクラブチームの選手が指導した。児童は車いすの操作方法を習い、床に転がったボール拾いやシュートに挑戦。手と上半身だけを使う動作に戸惑いながらも、徐々に車いすを速く走らせ、上手にシュートを決めていた。
目隠しをして介助役の声に従って歩くブラインドウオークや手話体験もあった。