自動ブレーキ搭載車の特性を理解して交通安全対策や事故捜査に生かそうと県警は9日、松山市市坪西町の松山中央公園駐車場で「先進安全自動車講習会」を開き、交通担当の警察官約50人が体験乗車などを通して機能や特性を学んだ。
愛媛トヨペット(同市空港通5丁目)が協力。カメラやレーダーで前方の車や人を感知し、自動ブレーキが作動するシステムを搭載した車を使用した。
参加者は「あくまでドライバーの運転を支援する機能で、条件によっては止まらないこともある」などと説明を受けた後、インストラクターが運転する車に同乗。車に見立てた壁に向けて時速約30㌔で走行し、自動ブレーキが作動する際の車の動きを体感した。