観光列車「伊予灘ものがたり」1周年 関係者ら記念行事
瀬戸内の景色や地元食材を使った料理などを楽しめるJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が26日、運行開始1周年を迎え、愛媛県松山市のJR松山駅で記念イベントがあった。
同列車は2014年7月26日から土日祝日に1日4本運行し、15年3月には乗客1万人を達成した。
JR四国伊予灘ものがたり企画室によると、1年間の乗客数は約1万8千人で、乗車率は80~90%で推移。景観や車内での料理に加え、観光列車ブームなども人気を後押ししたという。
26日は、五郎駅(大洲市)で「たぬき駅長」に扮(ふん)する井上金徳さんや、大洲城支配人の田苗勉さんらが招かれ、同社の泉雅文社長らとくす玉を割った。各沿線でも地域住民らがうちわを振るなどして歓迎し、25、26日の乗客に1周年記念の缶マグネットを配った。