親子で風景撮影挑戦 県美術館でピンホールカメラ講座
カメラの原点であるピンホールカメラを使った講座「大きな写真をとろう」が23日、愛媛県松山市堀之内の県美術館であった。親子連れなど約15人が、カメラの仕組みを学びながら縦40センチ、横50センチの大型写真の撮影に挑戦した。
県美術館で開催中の白川義員写真展「永遠の日本」の関連イベントで開いた。
参加者は、ピンホールカメラの内部を模した暗室で、小さな穴を通した外の風景が、光と影となってスクリーンに映し出される様子を観察した。
続いて縦約60センチ、横約70センチ、幅約30センチの段ボール製の大型ピンホールカメラを使って美術館周辺を撮影。光を取り入れる開放時間に気を配りながら、カメラ内部の印画紙に樹木や建物を焼き付けていた。