親子で干潟の生物観察 西条
干潟の生物観察や清掃を通じて生態系や水の大切さを考える「アクアソーシャルフェス2015」が13日、愛媛県西条市河原津の海岸であり、市内外の親子ら約100人が多様な生物の採取やカブトガニの観察などを楽しんだ。
フェスは、愛媛新聞社がトヨタ自動車「AQUA SOCIAL FES!!」の協賛で2012年から年2回開催している。
参加者はNPO法人西条自然学校の山本貴仁理事長(43)から県内の干潟が埋め立てで減少しているとの説明を受けた後、干潟をスコップで掘り起こしながら散策。アナジャコやヤマトオサガニ、巻き貝のゴマフダマ(環境省レッドリスト絶滅危惧I類)などを見つけ「何これ」「すごい」と歓声を上げた。
次回は8月1日午後6時半から、休暇村瀬戸内東予近くの海岸で開催。漂着物を拾い集めて楽しむ「ビーチコーミング」やウミホタル観察などを行う。