西洋美術史を代表する巨匠の作品を集めた絵画展「東京富士美術館所蔵 美の饗宴(きょうえん) 西洋絵画の300年 バロック、ロココからエコール・ド・パリまで」が27日、愛媛県八幡浜市本町の市民ギャラリーで始まった。来場者は気高い名作の世界を間近で楽しんでいた。8月30日まで。
 八幡浜市制施行10周年を記念し、市や市教育委員会などが開催。ドラクロワ、モネ、ルノワール、シャガールら16世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した一流作家58人の61点を一堂に展示。時代に応じて五つのセクションに分け、美術史の流れを通覧できる。
 開館時間は午前10時から午後8時で、休館日は7月20日を除く月曜日と、同21日。観覧料は一般1200円、高校生500円、小中学生300円など。問い合わせは市教育委員会文化振興係=電話0894(36)3040。