老朽化に伴い新築移転する西条西署(愛媛県西条市壬生川)の新庁舎起工式が17日、移転先の市民会館跡地を含む市有地(同市周布)であり、関係者約70人が工事の安全を祈願した。新庁舎は2016年11月末に完成し、年内に移転する予定。
 県警会計課によると、現庁舎は1961年3月に建設され、県内で最も古い。新庁舎は鉄筋コンクリート4階建て(延べ床面積約2790平方メートル)。大規模地震などに耐えられるよう建築基準法の基準の1.25倍の構造強度を持たせ、屋上に非常用発電機などを設置する。総事業費は約11億円。