台風11号の接近で愛媛県西条市内に暴風警報などが発令された16日、市は避難場所や市災害対策本部からの通知など災害情報に特化した市ホームページ(HP)を初めて運用した。
 市内に大規模災害が発生したり、警報が発令されたりした際に通常のトップページから切り替わる仕組みで、市は「HPで早く情報を知り、身の危険を感じれば早めの避難ができるようにしてほしい」と呼び掛けた。
 HPは見た人に危機感を持ってもらおうと、どのような災害が発生しているかを赤の大文字で表示。災害対策本部につながる防災専用電話番号も一目で分かり、市内の被害状況を同本部などがまとめるたびに更新する。