西条・田滝小130周年記念し「地区変遷誌」
愛媛県西条市丹原町高松の田滝小学校の卒業生らが開校130周年を記念し、卒業写真や地域の風景写真などをまとめた「田滝地区変遷誌」を発行した。1日に田滝小で完成記念式典があり、関係者ら約140人が出席。学校の末永い存続と地域のさらなる発展を願った。
田滝小は1884年に古田村発明校として開校。児童の減少で一時は閉校が危ぶまれたが、2009年度に特例的に校区外からの通学が可能になり、現在は児童18人が校区内外から通っている。
変遷誌作成は14年で開校130周年を迎えるのを前に、卒業生の黒光久さん(68)=松山市=と弟の優さん(64)=東京都=が発案し、地元の田滝自治会に相談。田滝小などの協力を得ながら約1年半かけて完成させた。